1982年に設立されたキーウ市立アカデミー・オペラ・バレエ青少年劇場を母体とするバレエ団。青少年劇場というのは世界的に見ても数えるほどしかなく、ウクライナではこの劇場が最初に設立され、現在に至るまで国内唯一の存在となっている。
上演する作品はどれも幅広い年齢層の観客が楽しめる構成となっており、特に両親や祖父母に連れられて劇場にやって来る子供たちの学びの場として、地域から親しまれている。
また国内の様々な劇場からたびたびゲスト・ダンサーを迎え、所属劇場の垣根を越えて素晴らしいアーティストが集っている。努力が認められる環境において、エネルギーとやる気に満ちた若いメンバーが活躍し、これまでに、ドイツ、イタリア、スペイン、フランス、ポルトガル、イギリス、スイス、スロベニア、ユーゴスラビア、オランダ、日本、韓国、カナダ、南アメリカなどで公演を行っており、世界中にバレエ芸術の素晴らしさを伝え続けている。