ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団は19歳の“ワルツ王” ヨハン・シュトラウス2世により結成されました。
若きシュトラウスは「美しく青きドナウ」など自作のワルツを携え、欧州のツアーを行いました。結果、大成功をおさめ、作曲家とともに楽団はヨーロッパ中で注目の的となりました。その後楽団はウィーン・フィルのコンサートマスター、ボスコフスキーの時代にニューイヤー・コンサートでその名声を確立。その後もゴールドシュミット、ヴェス、エシュヴェ、ジークハルト、ルードゥナーといった著名な指揮者を招いています。
“ワルツ王” シュトラウス一族が築いたウィンナ・ワルツの伝統を今に受け継ぎ、聴衆を魅了し続けています。
<演奏曲予定曲目>
前半:
ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇「こうもり」序曲
ヨーゼフ・シュトラウス2世:ポルカ・マズルカ「燃える恋」op.129
ヨハン・シュトラウス2世:トリッチ・トラッチ・ポルカ
ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ「レモンの花咲くところ」op.364
ヨハン・シュトラウス2世:「メロディーエン・カドリーユ」op.112
ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ「ウィーン気質」op.354
後半:
カール・ミヒャエル・ツィーラー:喜歌劇『財務責任者』より
ワルツ「いらっっしゃいませ」op.518
ヨハン・シュトラウス2世:
フランス風ポルカ「クラップフェンの森で」op.336
エドゥアルト・シュトラウス:
ポルカ・シュネル「ブレーキかけずに」op.238
フランツ・レハール:ワルツ「金と銀」op.79
ヨハン・シュトラウス2世:ポルカ・シュネル「観光列車」op.281
ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ「美しき青きドナウ」op.314