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ボローニャ歌劇場「ノルマ」メイン画像
ボローニャ歌劇場「ノルマ」
クラシック
🕒日時
2023年11月11日 (土) 15:00 開演(14:15開場)
<<イベントは終了しています>>
🏛会場
滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール
滋賀県大津市打出浜15-1
TEL:0775237133
🎫価格
SS席 34,000円 /S席 29,000円 /A席 23,000円 /B席 19,000円 /C席 16,000円 /D席 12,000円 /車いす席 19,000円
👥出演
レビュー投稿期間終了

ボローニャ歌劇場「ノルマ」 について

ドット、脇園、最高の歌手が導く崇高な《ノルマ》
これがイタリア・オペラの最高傑作の愉悦!

 ベッリーニの最高傑作であるばかりか、イタリア・オペラのなかでも抜きん出た傑作と評されるのが《ノルマ》である。
人々の精神的支柱である巫女なのに、敵の男を愛してしまったがゆえの悲劇。美しさのなかに力強さも備えた格調高い音楽をとおして、作曲家はノルマの葛藤をみごとに描く。また葛藤は生々しいのに、音楽の力によってドラマは崇高でさえある。
 それだけに、ノルマ役はソプラノの役のなかでもとくに負担が重く、あらゆる表現が要求されるが、フランチェスカ・ドットを得て成功は約束された。3月にドットが歌うノルマをボローニャで聴いたが、コントロールが行き届いた知的な歌唱で、声の色彩を自在に操って感情の変化を縦横に表した。この役に欠かせない品位も申し分ない。
 そのときアダルジーザを歌った脇園彩も、レガートが磨き抜かれた完璧な歌唱をとおして感情を鮮やかに描き、ドットとの声の相性も抜群だった。そこに品格で負けないラモン・バルガスのポッリオーネが加わり、ベルカントの名匠、ファブリツィオ・カルミナーティが指揮する。崇高な悲劇にだれもが酔うはずだ。
                             香原斗志(オペラ評論家)
◆◆あらすじ◆◆ 紹介:オペラ評論家 香原斗志
【第1幕】ローマの支配下にあるガリア地方のケルト人は反撃の機会を狙っているが、彼らの精神的支柱であるドルイド教の巫女長ノルマは、ローマの総督ポッリオーネとの間に密かに二人の子供をもうけている。だが、ポッリオーネはノルマへの愛は冷め、若い巫女アダルジーザに夢中なのだと語る。人々が集まると、ノルマが登場して神に祈りを捧げながらも、自らの使命と秘めた愛との間の葛藤を歌う。アダルジーザがノルマのもとを訪れて禁断の恋の悩みを語ると、最初は、ノルマは自分の体験と重ねて同情するが、そこにポッリオーネが現れ、彼が相手だと知ると激怒する。

【第2幕】ノルマは就寝中のわが子を殺そうとするができない。アダルジーザに、自分は死ぬつもりなのでポッリオーネのもとにわが子を連れていき、ポッリオーネと結ばれて子どもを守ってほしいと頼む。感動したアダルジーザは、ノルマのもとに戻るようにポッリオーネを説得すると約束する。ノルマの父であるドルイド教の首長オロヴェーゾは、ローマに反撃したい兵下たちを、時期を待つように説得している。一方、ノルマは恋人が戻るのを心待ちにしていると、アダルジーザの説得が不調に終わったと知らされ、怒り狂って人々を集め、ローマを殲滅せよと命じる。そこに捕えられたポッリオーネが連行される。ノルマは人払いをしてポッリオーネに、アダルジーザをあきらめれば助命すると伝えるが、彼は拒否。怒ったノルマは人々を集めるが、自分の裏切りを告白。わが子を父親に託して、ポッリオーネとともに火刑台に進む。

◆◆上演時間◆◆  全2幕 約3時間 : 第Ⅰ幕90分 / 第Ⅱ幕70分 休憩1回

◆◆主なキャスト◆◆
【ノルマ】フランチェスカ・ドット 【ポッリオーネ】ラモン・ヴァルガス 【アダルジーザ】脇園 彩【オロヴェーゾ】アンドレア・コンチェッティ ほか
【指揮】ファブリツィオ・マリア・カルミナーティ 【演出】 ステファニア・ボンファデッリ
【舞台装置】セレナ・ロッコ 【衣装】ヴァレリア・ドナータ・ベッテッラ 【照明】ダニエレ・ナルディ 【振付】ラン・アーサー・ブラウン

フランチェスカ・ドット Francesca Dotto(ソプラノ)

ラモン・バルガス Ramón Vargas(テノール)

脇園 彩 Aya Wakizono(メゾソプラノ)

ファブリツィオ・マリア・カルミナーティ Fabrizio Maria Carminati(指揮)

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