1983年福島県生まれ。東京都出身。幼少よりピアノを学ぶ。武満徹作曲「November Steps」を聴いた事が契機となり20歳で尺八に転向。人間国宝・青木鈴翁、三代青木鈴慕各氏に師事。早稲田大学人間科学部、東京藝術大学音楽学部卒、同大学院修士課程修了。
NHK邦楽オーディション合格。NHK FM"邦楽のひととき"に独奏で出演。
第2回利根英法記念邦楽コンクール最優秀賞受賞。国際尺八コンクール2018 in London優勝。NHK・Eテレ「にっぽんの芸能」出演。
アンサンブル室町(第13回佐治敬三賞受賞)、邦楽四重奏団(NHK
FM邦楽のひととき出演。1stCD「野田暉行邦楽作品集」は"レコード芸術"2016年12月号にて特選盤、"音楽現代"2017年1月号にて推薦盤を獲得)メンバーとして数多くの新作を初演し続けている。CAPCOM「大神 五重之音調」CD録音他、TV、ラジオ等に音源提供多数。
2014年、韓国・百済文化祭にて朴範薫作曲の尺八協奏曲「流」のソリストを務め、自作カデンツァを含むその演奏が好評を得て、同年公州にて再演。2015年、山本和智作曲の尺八協奏曲「Roaming liquid for shakuhachi and orchestra」を東京・神戸で世界初演。2016年にはベルギー・Ars Musicaにコンチェルトのソリストとして招請され、武満徹作曲「November
Steps」や、Claude Ledouxの新作尺八コンチェルト等を世界初演のほか、ソロコンサートが開催され、好評を博した。2016年より毎年東京にて完全無伴奏の一人舞台”独演会Rei-sonic Theater"を開催。(主催/東京コンサーツ)
2017年邦楽四重奏団i n New York(by Asian Society/Japan Faundation)にてスタンディングオベーションの喝采を博す。2018年第23回くまもと全国邦楽コンクールにて優秀賞受賞。
Asian Composers Showcase/Tongyeong Int'l Music Festival に出演。ロンドン尺八フェスティバルに招聘演奏家/講師として参加。
その他アンサンブル・ノマドや作曲家の会「環」等にも出演。自主企画として同世代の作曲家への委嘱作品を集めたコンサート”尺八の領分”を開催するなど、"尺八の今と無限の可能性"を追求している。2018年10月16日東京オペラシティ主催の名物リサイタル"B→C"に出演。
鈴慕会、日本三曲協会、足立区三曲協会、文京区三曲協会 各会員。