オペラ界をリードし続けるドラマチック・ソプラノであり、スカラ座で《マノン・レスコー》、《トスカ》、《マクベス》を含む16作品の新演出で主演した唯一のソプラノである。1991年以降はメトロポリタン・オペラで《アイーダ》、《トゥーランドット》、《トスカ》、《ノルマ》等、タイトル・ロールを165回以上歌っている。「オペラの女王」として高く評され続け、ウィーン国立歌劇場、マリインスキー劇場、バイエルン国立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、リセウ大劇場、アレーナ・ディ・ヴェローナ等、世界中の主要な歌劇場の全てに頻繁に出演している。「ヴェルティの血が流れるロシア人ソプラノ」と評されるグレギーナは、2009年のプッチーニ賞でベスト・プッチーニ・パフォーマンス賞、アレーナ・ディ・ヴェローナでのデビューを記念してジョヴァンニ・ツァナテッロ賞、そして、2001年ベッリーニ賞等、数多くの賞を受賞している。今後はマリインスキー劇場で《トスカ》、《トゥーランドット》、《運命の力》、サレルノ(イタリア)でダニエル・オーレン指揮のもと《トゥーランドット》を演じる予定。